2020/09/02 02:06

 九谷セラミック・ラボラトリーにて、9/4から開催される「九九谷展」~産地、小松より掛け算する九谷焼~に参加させて頂きます。
 創業して間もなく、実績も全くない「織窯」ですが、「九九谷」ブランドを立ち上げられた吉田良晴さんから絵付けのオファーを頂きました。早速拝見した白素地のスケートボードは、無駄のない美しさだと感じたことを覚えています。
 私が絵付けさせて頂くことになったスケートボードは、1970年代のアメリカ製のデザインだとのこと。手にした瞬間、進行方向(未来)に向かって静かに進むイメージがすぐに湧き、「白く輝くような光の方向に向かって進む」というコンセプトの元、何度もグラデーションの色味を調整し、やっとのことで完成させました。
 先日、浮田健剛さんにお目にかかり、拝見した作品があまりに素晴らしく、思わず感嘆しました。当然ですが、さすが浮田さんでした。浮田健剛さん、浅蔵宏昭さん、浅蔵一華さんご夫妻といった、そうそうたるメンバーと一緒に展示して頂ける機会を得て、ありがたいような、恐縮極まりないような、大丈夫なのかと不安な気持ちも襲ってきますが、9/4の開催を楽しみに待ちたいと思います。
 お近くまで来られましたら、是非お立ち寄りください。

九谷セラミック・ラボラトリー
「九九谷展」~産地、小松より掛け算する九谷焼~